ギターのサンバーストはダサい?定番カラーをかっこよく弾きこなすコツ5選を紹介!

ギターを選んでいるとき、一度は候補に上がるのがサンバーストカラーです。

「王道でかっこいい」と思う一方で、ネットの書き込みなどで「ダサい」という言葉を目にすると不安になりますよね。

この記事では、サンバーストがなぜ定番であり続けるのか、そして周りと差をつけてかっこよく見せる具体的な方法をお伝えします。

最後まで読めば、自信を持ってサンバーストのギターを抱え、ステージに立つ自分の姿がイメージできるはずですよ。

目次

サンバーストが「ダサい」と言われてしまう3つの理由

楽器店に行くと必ずと言っていいほど置いてあるサンバースト。

それなのに、なぜか「ダサい」という声が聞こえてくることがあります。

その理由は、楽器そのもののデザインが悪いわけではありません。

私たちの周りにあるイメージや、ありふれた存在であることが原因になっているようです。

安価な初心者セットのイメージが強い

サンバーストがダサいと思われる大きな理由は、1万円台から買える安価な初心者セットに必ず採用されているからです。

大量生産された安いギターの多くがこの色をしているため、どうしても「安物」という先入観が働いてしまいます。

特に、グラデーションが雑で境界線がハッキリしすぎている格安モデルは、プラスチックのような質感に見えがち。

多くの初心者が最初に手にする色だからこそ、脱・初心者を気取る人たちから敬遠されてしまうのです。

おじさんが持つ「古い楽器」に見える

サンバーストは、もともとバイオリンなどの伝統的な弦楽器を模して作られた色です。

そのため、どうしても「古臭い」「おじさんっぽい」という印象を与えてしまうことがあります。

最近の若手バンドが持つカラフルなギターや、パステルカラーのモデルと比べると、地味に見えるのも事実。

伝統的すぎるがゆえに、新しさを求める層からは「昔のロックスターの真似」と映ってしまう場合があるのです。

個性がない「普通のギター」に感じる

あまりにも定番すぎるカラーなので、他のギタリストと被る確率が非常に高いです。

「自分だけの個性を出したい」と考える人にとって、サンバーストはあまりにも普通すぎる選択肢に見えます。

ライブハウスに行けば1人は持っていると言われるほど、どこにでもある色。

無難な選択をしたように見えてしまうことが、こだわりが強そうなギタリストからは「つまらない」と思われてしまいます。

種類で変わるサンバーストの見た目と特徴

一言でサンバーストと言っても、そのバリエーションは驚くほど豊かです。

色の境界線の混ざり具合や、使われている色の数によって、受ける印象はガラリと変わります。

フェンダーやギブソンといった王道メーカーには、それぞれ歴史的な色のパターンが存在します。

ここでは、自分にぴったりのサンバーストを見極めるための代表的な種類を具体的に比較してみましょう。

フェンダー王道の2トーンと3トーン

フェンダーのストラトキャスターには、主に2種類の色パターンがあります。

1954年の登場時は、黄色から茶色へ変化する「2トーンサンバースト」が標準でした。

1958年からは、その間に赤色を足した「3トーンサンバースト」が登場します。

3トーンは華やかさがあり、2トーンはよりシンプルでヴィンテージな渋さが漂うのが魅力です。

ギブソンを象徴するチェリーサンバースト

ギブソンのレスポールと言えば、鮮やかな赤色が特徴の「チェリーサンバースト」が有名です。

1950年代後半に登場したこの色は、当時のロックンロールの象徴的なカラーとなりました。

この赤色は紫外線に弱く、時間が経つと色が抜けて黄色っぽく変化していくのが特徴。

あえて色が抜けたような再現をしたモデルもあり、その変化の過程を楽しむのがファンの醍醐味です。

渋さが際立つタバコブラウンとハニーバースト

赤みを抑えた、より落ち着いた色味のサンバーストも根強い人気があります。

外側が黒に近い濃い茶色の「タバコサンバースト」は、硬派で力強い印象を与えます。

反対に、全体的に淡い黄色や茶色でまとめられた「ハニーバースト」は、温かみのある上品な雰囲気。

派手さを抑えて木目の美しさを際立たせたいなら、こうした渋い色味を選ぶのが大人な選択です。

サンバーストをかっこよく見せる5つのコツ

定番カラーを自分なりに味付けする。これこそが、サンバーストを最高にかっこよく弾きこなす秘訣です。

周りと同じに見えないように工夫するだけで、あなたのギターは特別な1本に変わります。

今日からすぐに実践できる、見た目の印象を劇的にアップさせる5つのコツを紹介します。

どれも少しの投資や意識で変えられるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

ピックガードを交換して表情を変える

一番手軽で効果が大きいのが、ピックガードの色を変えることです。

標準的な白いピックガードから、「べっ甲柄」や「ミントグリーン」に変えるだけで、ギターの高級感が一気に増します。

例えば、3トーンサンバーストにべっ甲柄を合わせると、一気にプロっぽい渋いルックスに。

たった数千円のパーツ交換で、量産品のイメージを払拭できる魔法のようなコツです。

ストラップの素材や色にこだわる

サンバーストのギターには、革製(レザー)のストラップが非常によく似合います。

ナイロン製の安価なものではなく、厚みのあるブラウンやブラックのレザーを選んでみてください。

使い込まれたような風合いのレザーストラップを合わせると、ギター全体の風格が上がります。

「楽器とストラップの色味を合わせる」だけで、ステージでの立ち姿がグッと引き締まって見えるようになります。

ステッカーを貼らずに木目を活かす

サンバーストの最大の魅力は、透けて見える「木目」の美しさにあります。

せっかくの美しいグラデーションをステッカーで隠してしまうのは、非常にもったいない行為です。

特に派手なステッカーを何枚も貼ると、サンバーストの伝統的な美しさとケンカしてしまいます。

あえて何も貼らず、木目の表情を主役にする潔さが、大人のかっこよさを演出します。

汚れをこまめに拭き取って光沢を保つ

サンバーストの外側の暗い部分は、指紋や手の脂が非常に目立ちやすい場所です。

汚れが溜まって曇ってしまうと、せっかくのグラデーションが台無しになり、清潔感も失われます。

練習の後は必ず柔らかいクロスで、ボディ全体を拭き上げる習慣をつけましょう。

常にピカピカに磨かれたサンバーストは、それだけで持ち主の愛着と丁寧さを物語ってくれます。

使い込んで塗装を「育てる」意識を持つ

もしあなたのギターがラッカー塗装なら、あえて傷や塗装の剥げを「味」として楽しんでみてください。

長年使い込まれて塗装がボロボロになったサンバーストは、ギタリストにとって究極の憧れです。

わざと傷つける必要はありませんが、毎日の練習で自然に削れた跡こそが本物の証。

大切に使い込んで、自分だけのヴィンテージへと育てていく過程が、サンバーストを持つ最大の喜びになります。

ストラトやレスポールにおけるサンバーストの価値

サンバーストは、ロックの歴史を作ってきたレジェンドたちが最も愛してきた色でもあります。

彼らが弾く姿を見て、多くの人がサンバーストこそが「正解」だと確信してきました。

憧れのアーティストがなぜこの色を選び、どのように使いこなしていたのか。

代表的な3人のギタリストを例に、サンバーストが持つ歴史的な価値を再確認してみましょう。

エリック・クラプトンが愛した「ブラウニー」

エリック・クラプトンが名曲「いとしのレイラ」を録音した際、手にしていたのはサンバーストのストラトでした。

「ブラウニー」の愛称で知られるそのギターは、使い込まれた渋い2トーンサンバースト。

彼が奏でる繊細なトーンは、落ち着いたサンバーストの色味と見事にマッチしていました。

「落ち着いた大人の色気」をギターに求めるなら、クラプトンのスタイルは最高のお手本になります。

ジョン・フルシアンテのボロボロな質感

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテは、1962年製の3トーンサンバーストを使用しています。

塗装が剥げ落ち、木目が剥き出しになったそのルックスは、世界で最もかっこいいストラトの一つ。

ボロボロになってもなお美しく、力強い音を出すその姿は、サンバーストの耐久性と美学を証明しています。

「傷だらけになってもかっこいい」というのが、このカラーだけが持つ特権なのです。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンの力強い音

ブルース・ロックの巨人、スティーヴィー・レイ・ヴォーンもまた、サンバーストの愛用者でした。

彼が「ナンバー・ワン」と呼んだギターは、激しい演奏で塗装がほとんど無くなったサンバーストのストラト。

太い弦を張り、力強くかき鳴らす彼のスタイルには、この無骨なカラーがこれ以上なく似合っていました。

サンバーストは、繊細な音楽だけでなく、魂をぶつけるような激しい音楽にも対応できる深みを持っています。

サンバーストのギターに合うピックガードの組み合わせ

サンバーストの印象を決めるのは、実はピックガードの色だと言っても過言ではありません。

ボディの色は変えられなくても、ピックガードを変えるだけで別物のように生まれ変わります。

自分のなりたいスタイルに合わせて、最適な組み合わせを選んでみましょう。

代表的な3つのパターンをテーブルにまとめました。

ピックガードの色印象の変化おすすめのスタイル
白(1プライ/3プライ)清潔感、王道、素直どんな曲にも合う万能スタイル
ミントグリーンヴィンテージ、落ち着き60年代風の渋いロック
べっ甲(トートイズ)高級感、ワイルド、プロ仕様ブルースや大人な雰囲気のロック

購入時にチェックしたいサンバーストの塗り方

サンバーストのギターを買うなら、その「塗りの質」に注目してみるのが重要です。

良いサンバーストは、色の境目が溶け合うように滑らかで、不自然な段差がありません。

高いギターと安いギターでは、このグラデーションの丁寧さに大きな差が出ます。

後悔しない買い物をするために、店頭で確認すべき3つのチェックポイントをお伝えします。

グラデーションの境界線が滑らかか

一番のチェックポイントは、黄色から赤、赤から黒へと変わる場所がどれだけ自然かという点です。

安いモデルだと、スプレーで吹いた跡がはっきり見えたり、色が急に変わったりすることがあります。

境目がどこか分からないほど綺麗に馴染んでいるものは、職人の技術が光る良い楽器の証拠です。

光に当てて、様々な角度から色の混ざり具合をじっくり観察してみましょう。

木目の出方が自分の好みか

サンバーストは中心が明るいため、ボディに使われている木材の目がハッキリと見えます。

真っ直ぐな柾目(まさめ)か、波打つような板目(いため)か、人によって好みは分かれます。

木目が美しく左右対称に近いものほど、見た目の高級感がアップします。

通販ではなく、実物を見て「この木目が好きだ」と思える個体を選ぶことが大切です。

塗装の種類がポリかラッカーか

見た目の違いだけでなく、塗装の素材(ポリウレタンかラッカーか)も重要になります。

ポリ塗装は硬くて光沢が強く、いつまでも新品のような輝きを保ってくれます。

一方でラッカー塗装は、薄くて剥げやすく、使い込むほどに表面が曇って「味」が出てきます。

「ずっと綺麗に使いたい」ならポリ、「自分色に育てたい」ならラッカーを選びましょう。

サンバーストを自分色に変えるメンテナンスの手順

愛機を手に入れたら、日頃のケアでその美しさをさらに引き立ててあげましょう。

サンバーストは、手入れをすればするほど、深みのある輝きを放つようになります。

特に汚れが目立ちやすい色だからこそ、正しい清掃手順を知っておく必要があります。

誰でもできる簡単なメンテナンスで、ギターの寿命を延ばし、見た目を最高に保つToDoです。

指紋が目立つ暗い部分の拭き上げ

サンバーストの外側の黒い部分は、指紋や皮脂がつくと白く目立ってしまいます。

放置すると汚れが固着して取れにくくなるため、練習が終わるたびに必ずクロスで拭き取りましょう。

力を入れずに、円を描くように優しくなぞるだけで、本来の深い黒色が戻ります。

「最後に一拭きする」という習慣が、ギターをいつまでもかっこよく保つ一番の秘訣です。

傷をあえて残して味にする考え方

使っているうちに小さな擦り傷がつくのは当たり前ですが、それを無理に消そうとする必要はありません。

特にサンバーストは、傷がついた部分から木の色が覗くことで、ギターの「歴史」が刻まれていきます。

大きな凹みなどは楽器店に相談すべきですが、表面の小さな傷はあなたの努力の結晶です。

傷も含めて愛せるようになると、サンバーストのギターは唯一無二の相棒へと進化します。

金属パーツを磨いてコントラストを出す

ボディが美しいサンバーストでも、ネジやブリッジが錆びていると、全体がボロく見えてしまいます。

金属パーツ用のクリーナーを使って、メッキ部分をピカピカに保つよう心がけましょう。

木材の自然な色味と、金属のシャープな輝きのコントラストが、ギターをさらに高級に見せます。

弦を張り替えるタイミングで、パーツの汚れを落とすのが最も効率的なメンテナンスです。

定番カラーだからこそ差が出るファッションとの相性

サンバーストのギターは、弾く人の服装によってもその印象が大きく変わります。

どんなジャンルにも馴染む色ですが、合わせる服に少しこだわるだけで、よりスタイリッシュに見えます。

「ギターを持った時の自分のシルエット」を意識することは、ステージ映えに直結します。

サンバーストの魅力を最大限に引き出す、おすすめのファッションスタイルを紹介します。

デニムやレザーなどラフな服装に合わせる

サンバーストの「土臭い」「無骨」なイメージを活かすなら、デニムパンツやレザージャケットが最高に合います。

使い古されたジーンズの色味と、サンバーストの木目は、視覚的に相性抜群です。

シンプルに白いTシャツを1枚着るだけでも、ギターの存在感が際立ちます。

着飾るよりも、少しラフで「演奏に集中している」雰囲気の服装が、サンバーストを一番かっこよく見せます。

ステージ照明で変わる色の見え方

サンバーストは、暗いステージの上で非常に興味深い見え方をします。

外側の黒い縁取りが暗闇に溶け込み、中心の明るい部分だけがライトを浴びて浮き上がって見えるのです。

これにより、ギターが実際よりもコンパクトに、スタイリッシュに見える視覚効果があります。

「ステージ映え」という点では、他のどのカラーよりも計算された美しさを持っています。

どんなジャンルの音楽にも馴染む万能さ

サンバーストの最大の強みは、ブルース、ロック、ジャズ、ポップスなど、どんな音楽を弾いていても違和感がないことです。

派手な色のギターはジャンルを選びますが、サンバーストは持ち主の色に染まってくれます。

「自分はこのジャンルしか弾かない」と決めつけず、いろいろな曲に挑戦したい初心者にこそ最適。

音楽性が変わっても、ずっと使い続けられるのが、サンバーストが王道であり続ける理由です。

まとめ:サンバーストは育てがいのある「一生モノ」のカラー

サンバーストは決して「ダサい」色ではありません。むしろ、歴史と美学が詰まった、ギタリストにとっての最高の定番です。

  • 安価なモデルのイメージがあるが、丁寧な作りのものは圧倒的な高級感を放つ。
  • フェンダーやギブソンなど、メーカーごとに歴史的な色パターンがある。
  • ピックガードやストラップを変えるだけで、自分だけの個性を簡単に出せる。
  • クラプトンやフルシアンテなど、多くのレジェンドに愛された実績がある。
  • 木目を活かし、ステッカーなどを貼らずに使うのが「大人の流儀」。
  • 汚れをこまめに拭き、パーツを磨くことで、見た目の鮮度を保てる。
  • ラッカー塗装を選べば、傷や剥げを「味」として育てていく楽しみがある。

もしあなたが楽器店でサンバーストのギターに心惹かれたなら、その直感を信じてみてください。

定番だからこそ、使い込むほどにあなただけの「本物の風格」が備わり、誰にもダサいなんて言わせない最高の相棒になってくれますよ。

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この記事を書いた人

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